退去後のお部屋に“置き去りのゴミ”…どう向き合う？

■ 退去後のお部屋に“置き去りのゴミ”…どう向き合う？

最近ニュースで、“家庭ごみの収集ルール強化” や “不用品回収のトラブル増加” などが取り上げられていましたね。
こうした話題を見ると、不動産の現場でも日々向き合っている問題だなぁと感じます。

今日は、その中でも年々ご相談が増えている
「賃貸物件退去後のゴミ放置」
についてお話してみたいと思います。

賃貸物件の退去時、本来ならお部屋は“原状回復した状態”で返していただくのですが、
中には…

というケースも少なくありません。

もちろん、ほんの不注意で少しゴミが残る程度ならまだしも、
明らかに“撤去を放棄して退去した”ような状態だと、
次の入居者募集もスムーズに進まなくなってしまいます。

結論から言うと、
借主の故意・過失による残置物やゴミは、借主負担 になります。

不動産会社としては、
・写真で状況を記録
・撤去見積の提示
・敷金精算への反映
などを行い、慎重に手続きを進めます。

ただ、退去時は色々とバタバタして「間に合わなかった…」という方も多いので、
無理に責めることなく、状況を丁寧に確認しながら話を進めるようにしています。

退去後のゴミは、
“借主の責任” と “通常損耗”
を正しく分ける必要があります。

私たち不動産会社は、
どちらの言い分にも寄りすぎず、
公平に判断しなければいけません。

過度に請求してしまうことも、
逆に必要な請求を見落としてしまうことも、
どちらもお客様にとって不利益になってしまいます。

不動産会社の誠実さや、丁寧な説明が問われるのは、まさにこういう場面だと感じています🍃

退去が近づいてきたら、
「何を残していい？」「どこまで掃除すればいい？」
と迷う方も多いので、ぜひ早めに管理会社へ相談してください。

など、お互いにメリットが大きいんです。

退去後のゴミ問題は、
小さなことのようでいて、実は大きなトラブルに発展しがちなテーマ。

だからこそ、
丁寧に説明してくれる不動産会社に相談することが、とても大切です。

もし退去前で不安なことがあれば、
どうか一人で抱え込まず相談してくださいね。
気持ちよく次のステージに進めるように、誠実にサポートさせていただきます🌿