🌿物件探しで迷ったときに大切にしたい３つの視点

近ごろ「引越し相談が例年より早く始まっている」というニュースが出ていましたね。
なんとなく街の雰囲気もあわただしくなってきて、年末が近づいているのを感じます。

今日は、そんな“物件探しが本格化する前”に知っておくと役立つポイントを、できるだけ分かりやすくまとめてみました。
初めてのお部屋探しの方にも、住み替えを考えている方にも参考になれば嬉しいです🌸

■ 物件探しは「視点」を増やすほど選びやすくなる

お部屋探しでよくあるのが、
「駅近がいいけど、家賃も抑えたいし、広さもほしい…」
と、条件が頭の中で混ざってしまうこと。

実は、次の3つのパターンに分けて考えると比較しやすくなります。

・通勤や買い物が便利
・築浅で設備も充実✨
→ デメリット：家賃が高め・部屋がコンパクトになりがち

・家賃がおさえられるぶん、広さにゆとり
・静かな住宅地で落ち着いた暮らしがしやすい
→ デメリット：外観や共用部が古いこともある

・ゆったりした間取りが多く、家族向けにも◎
・戸建は上下階の騒音の心配が少ない
→ デメリット：木造は音が響きやすい / 戸建は部屋数が多く管理が大変なことも

この3つを比べていくと、
「自分にとって本当に必要な条件」 が自然と見えてきます。
多くの方がこの段階で “優先順位” が整理でき、物件選びがぐっとラクになります。

最近は生活費も高くなってきているので、無理のない家賃設定はとても大切です。

基本の目安は、
手取りの25％前後。

例）
手取り18万円 → 家賃45,000円くらいが安心ライン。

保証会社の審査では30〜35％を基準に考えることが多いのですが、
実際の生活を考えると25％くらいに抑えるほうが、後々ゆとりが違います。

特にカップルで探している場合は、
「収入を合算して高い家賃の物件にする」
という選び方は、どちらかが体調不良で働けなくなった時に負担が大きくなることがあります。

無理のない家賃設定は、毎日の安心感にもつながります。

契約前のチェックは意外と重要です。写真だけではわからない部分がたくさんあるからです。

・ゴミ置き場や周辺の清潔さ
・ポストにチラシが溜まりやすいか
・日当たりや風通し
・建物周辺の雑草や管理状況
・室内のにおい、換気のしやすさ
・網戸、アンテナ、配電盤など細かい設備

これらは住み始めてから「思っていたのと違う…」と感じやすいポイント。
実際に現地で確認することで、入居後のギャップがぐっと減ります。

また、大手の管理会社（セキスイ・大和など）は管理が行き届いている場合が多く、
戸建や個人オーナー物件は、設備の状態がまちまちなので慎重に見ておくと安心です。

お部屋探しは「物件選び」と同じくらい、
どんな不動産会社と出会うか が大きなポイントになります。

・写真や条件の“良い点だけ”でなく、気になる点も正直に伝えてくれる
・契約前に必要なチェックポイントを丁寧に説明してくれる
・ライフスタイルに合った家賃設定を一緒に考えてくれる
・物件に偏った案内ではなく、複数の選択肢を比較させてくれる

こういう対応をしてくれる担当者だと、後々のトラブルも起きにくく、安心してお部屋を決められます。

☑ 物件は「駅近」「駅距離あり」「ハイツ/戸建」の３つの軸で比較
☑ 家賃は“手取り25％”をベースに無理なく
☑ 写真では分からないチェックポイントを現地で確認
☑ 誠実な説明をしてくれる不動産会社を選ぶことが大切

お部屋探しは迷う時間も多いですが、視点を増やすだけで選びやすさが変わってきます。
もし具体的な条件があれば、気軽に相談してくださいね。お手伝いできることがあればいつでも言ってください🌸